あなたの職場には会話がありますか?
職場での人間関係のストレスで、もやもやしたり苦しんだりする事があるかもしれません。
対立、確執、あつれき・・・こうした事が原因となって仕事に行くのが嫌になったり強いストレスを感じる人も多いようです。
多くの場合、誤解や見解のズレなどによってそうした問題が生じやすくなります。
この記事では、職場での会話、コミュニケーションの重要性について書いていきます。
目次
職場で対立する原因とは?
しばしば、職場で対立する関係が生まれてしまう事があります。
対立する関係は、様々です。
上司x部下、経営x現場、管理する側xされる側、各部署間の対立、多種多様です。
それぞれ、自分のタスクだけをこなしていけばよいと考え、コミュニケーション がなくなっていく事が考えられます。
職場 なぜ会話がなくなるのか?

経営者側は会社の方針やビジョンに沿ってタスクをこなしていく。
一方、現場は「経営側は現場のことを何もわかっていない。机上の空論ばかり要求してくる。理想など現実は無理だ。」
と思うかもしれません。
ちょっとした行き違いから大きな溝に発展していく場合があります。
しかし、少し冷めた頭で考えてみると、意見が違う事はある意味当然かもしれません。
なぜなら、置かれている立ち位置によってミッションが異なるからです。
ミッションが異なればベクトルの向きがそれぞれ変わっていきます。
方向性、力の入れる所、考え方もそれぞれ違ってくるからです。
会話がなければ、誤解は解けず、それぞれの角度からしか物事を把握できず、お互いの溝は埋まらないですね。
職場での会話 どうすれば改善できるだろうか?

何とか溝を埋めなければと、もがけばもがくほど、火に油、さらなる炎上を起こしてしまう、といった空回りの状態を経験した事がありますか?
どうすれば良いでしょうか?
まずは双方の立ち位置を頭で理解する
向いている軸足が違えば当然同じ会社でも目指すべきものが多少ずれてきます。
つまり、それはある意味当然のことかもしれませんね。
意見のズレは仲の悪さと同じと考えないようにしましょう。
自分の立ち位置からの視点、角度からしか見れないと、また主張し続けると、折り合いがつかなくなり、双方ともイライラが募るかもしれません。
コミュニケーションを頻繁にとる
ひっ迫した状況になると、職場の空気、雰囲気が苦しくなってきます。
意識的にコミュニケーションを取るよう心がけましょう。
そこで思わぬ誤解が見えてきたりする事もあるのです。
まず、会話をして、双方の見解がわからなければ、何が原因でどう解決していったら良いかわからなくなってしまうからです。
相手を尊重できるかが鍵
プライドが高すぎると、相手の立ち位置からの視点を見たり、コミュニケーションをとろうという気にもなれないかもしれません。
でも、相手を尊重できない人は自分も他の人から尊重されるでしょうか?
相手を尊重している姿を見て、周りはさらにその人のことを尊重するようになるのです。
会話のない職場 まとめ

いろんな問題が絡み合っていると、一発解決のような処方箋なるものは存在しないかもしれませんね。
でも、意識を変えお互い理解しようと願い、会話をする気持ちがあるならば、状況が緩和されていくかもしれません。
お互い違う山の頂上から叫んでいても話は折り合いません。
双方が山から降りてきて、山の麓で落ち合い会話して初めて、改善への道が開かれます。
仕事自体は嫌いではないが、職場の雰囲気、対人関係で辞めていく人も大勢います。
また逆に、仕事はさほど得意ではないが、雰囲気、人間関係が良好なので続けているという人もいます。
人材は資産です。
「嫌ならやめていけばいい。また新しい人を募集するだけだ。」
本当にそれで良いでしょうか?
もちろん良い方向へ作用する場合もあるので一概には言えませんが、長く積まれた経験やスキル、ノウハウも共に失うことになりませんか?
また、会社の士気が下がり、魅力がなくなり衰退し、内部崩壊なんて事もありえます。
ただの愚痴や無駄話ではなく、建設的な職場でのコミュニケーションを意識することにより、職場での良い雰囲気に貢献して行きたいものですね。
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