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こうした事を経験したことありますか?
いや、毎朝しているという方もいることでしょう。
今は情報過多時代とも言われています。
また、急速に進むデジタル化がさらに情報社会に煽りを立てています。
そうした現代の社会に生きる私たちにとって注意力があちらこちらへと移り変わるという現象が起きています。
この事を「継続的注意力の断片化」と言います。
この言葉を聞いたことがありますか?
漢字の羅列で難しいイメージかもしれません。
しかし、実は私たちの日常で起きていることなのです。
この記事では、「継続的注意力の断片化」について解説していきます。
目次
継続的注意力の断片化とは何?
継続的注意力の断片化とは、
「注意力が継続できず断片的であること。今行っていることに集中できず注意が拡散されてしまうこと」です。
要するに複数のタスクが同時に生じた時に、一つ一つのタスクにかける注意力が断片的となり、分散されてしまうことです。
継続的注意力の断片化がもたらすデメリットは?

複数のことに気が散らさることが続くと、逆に一つのことを集中して最後までやり遂げることが難しくなってきます。
集中力が阻害されることにより、注意力が散漫しミスも出やすくなります。
間違えて違う人にメールを送ってしまったり、間違い電話をかけてしまうことも生じます。
一つ一つにかける注意力が分散されるため、判断を誤ってしまったり、物忘れ、記憶の曖昧さなども起きるかもしれません。
一度に複数のタスクをこなした方が一見、時間の有効化、効率的にも良いように思えます。
しかし、実は集中力が阻害されるため能率が落ちやすくなります。
また、一度にいろんなことに対応しようとするため、脳に過度のストレスを与え十分タスクを果たす前に消耗してしまうこともあり得ます。
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継続的注意力の断片化を改善するには?

人間は、新しい物などに興味を惹かれます。
そのため、新しい情報を得たい、知りたいという欲求を持ちます。
そのこと自体は有益なことです。
しかし、情報は膨大にあり、時には大きな波のように、覆い被さってくるほどです。
押し寄せるおびただしい情報の波に誘われ、翻弄され、流され漂い、いつの間にか時間があっという間に過ぎていたということになりかねません。
趣味や興味で、あてもなく赴くまま、次々とサイトを閲覧していく、いわば「情報波乗り」を「ネットサーフィン」と呼んだのは、よく言ったものですね。
情報過多の時代にあって、世の中の全ての情報を得ることは不可能です。
ですから、何が自分にとって必要な情報なのか、益になる情報なのか見極めていくことは大切なことです。
「取り入れる必要のない情報は入れない」などのいわば、情報の仕分け作業をしていく必要があるかもしれません。
情報に支配されるのではなく、自分の意思で主体的に情報をコントロールし、優先順位を決めていくことができます。
一つのことをやり遂げてから次のことに取りかかる、情報という観点からも、タスクの取り組みという分野でも、今の自分は「継続的注意力の断片化」となっていないか自分に問いていくことができます。
継続的注意力の断片化 まとめ
いかがでしたか?
「継続的注意力の断片化」とは、聴き慣れない言葉だったかもしれませんが、実は、私たちの生活の中で誰もがやりがち、陥りがちなことではないでしょうか?
無意識にやってしまっていることがあるかもしれませんが、ふと自分の行動を振り返り見直してみるのも良いかもしれませんね。
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