最近、ショッキングなニュースが続きました。
今はコロナ禍にあり誰もが大なり小なりストレスと不安を抱えています。
どのように向き合っていったらいいのでしょうか?
目次
生きにくさの心理状態
ある心理学教授によると、自ら命を断つことを選んでしまう人たちの心理は、そうする道を選びたいというより、「生じている事柄を終わらせたい」という思いから行動に移してしまう方が多いようです。
「もうこれ以上耐えられない」
「生きていて何になるの」
という言葉を口にする人は、今の苦しい現実から逃げ出したいという思いの表れのようです。
他の人から見たら「そうでもないのでは?」と思える問題でも,ある人にとっては絶望感を感じる場合があります。
またある人から傷つけられた事の腹いせにそういう道を選んで仕返しをするケースもあるようです。
また、ひどいいじめ、失恋、将来への不安から心が痛み気が滅入ってしまうこともあります。
優秀な人が挫折や失敗を経験し上手に対処できなく引き金になってしまうこともありうるのです。
生きにくさの原因

失業、家庭の問題、孤独、またそうした要因からうつ病などを引き起こすケースもあります。
社会的要因や複雑にいろんな要素が絡み合うことが多いため心痛が大きくなります。
またある医師によると自分が無価値だという自己肯定感の低さから「だれも助けてくれず,何の希望もない」と感じてしまい、自分を責め強い罪の意識を感じていることがあるようです。
抑え難いネガティブな感情や滅入った気分に襲われて、希望がなく前途が真っ暗に見えてしまいます。
悩んでいる人は問題を自分の中に秘めていることが多いです。
そのため外見では穏やかな様子でも,内面は緊張を極めていることがあり周囲からはわかりにくい場合があります。
生きにくさ セロトニンが関係?
「脳科学探険」(inside the Brain)という本では「セロトニンの分泌が少なくなると,人生の幸福の泉がカラカラに干し上がってしまい,生きる意欲を失い,うつ病や自殺のリスクが増えていく」と説明しています。
絶望感が高まると走っている車にブレーキを踏み続けるように衝動を抑える力が磨耗していきます。
生きにくさ どうしたら良いか

周りのサポート
今は、誰もが大変な時代であり他の人に気を配る余裕がないかもしれません。
でも、大変な時だからこそ孤立せずにお互いに助け合うことが必要なのかもしれませんね。
そうする時、他の人の変化などに気付きやすくなります。
誰しも感情面のいたわりが必要です。
時としてことばではあまり言い表わされない他の人の感情面での必要に,もっと配慮を示す必要を痛感しますね。
気持ちを理解ある人に話す
問題を抱え込まないように理解ある人に話すことは大切です。
孤立しないように、また孤立させないようにしましょう。
同年代の友達の方が話しやすいと感じるかもしれませんが、人生経験を積んだ年配者は思いやりをもって聞いてくれるかもしれません。
専門家に相談する
自体が悪化しているなら専門家に相談することが大切です。
また、専門の医療機関に受診しましょう。
苦しみが和らぐヒントをいただけるはずです。
独りで問題に直面していると、問題がとてつもなく大きく見え,解決不能であるとみなしてしまいがちです。
自分の中では解決不可能と判断してしまったことでも、専門家の意見を聞く事により解決策が見えてくるかもしれません。
生きにくさ 状況は変化する

状況というのは不変ではありません。
変化していきます。
ですから今は出口がまったく見えないように思えても,また、問題に押しつぶされそうになったとしても、想像できなかったような方法で問題が解決したり、思っても見なかったような解決策が見つかることもあります。
気落ちの原因が永遠に取り除けないように感じてもずっと事態が変化しないということはないのです。
生きにくさ まとめ
健常な人でも苦しくなって、全て終わりにしてしまいたいという気持ちになることがあります。
でも状況が長引いたりどんどん深刻になる場合は医療機関などの専門家を受信することをおすすめします。
また、助け合い傾聴し周りもサポートする事により大変な世の中を乗り越えていきたいですね。
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