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謙虚 その意味と重要性について解説

2020-10-04

「あなたは謙虚さが足りない」と上司から指摘されたことがありますか?

あるいは「もっと謙虚にならないといけないな」と自分で思いますか?

「謙虚な人になりたいけど、でもどうやって?」

では「謙虚とは何か」言葉を理解していないと改善点が見えてこないかもしれません。

この点を解説していきます。

 

 

目次

謙虚とは

思いの低さ,誇らないこと,人を見下したりしない、尊大さのないことという意味です。

英語では「Humility」と表記します。

この語は,地面や大地を指すラテン語ヒュームスから来ており,誇りや尊大さのないことを表わしています。

 

 

謙虚の対義語は?

謙虚の対義語は

誇り、高慢、ごう慢、うぬぼれなどが当てはまります。

 

 

謙虚が大切なのはなぜか

  • 穏やかな気持ちを保ちやすくなる
  • 良い人間関係を培う助けとなる
  • 安心感や感情的な安定に役立つ。
  • 自信過剰に陥らないよう守られる.
  • 自分の失敗や間違いを認めることができる。
  • 他の人のアドバイスを受け入れることができる。

 

 

 

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謙虚さを難しくさせているもの

謙虚さを難しくさせているもの

「おごれるもの久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。」

平家物語の冒頭に出てくる表現です。

「自分の地位、富、名声、権利、などを笠に着て威張りちらしているような者は、そう遠くない将来に没落するだろう。」

という意味があります。

昔からこういう言葉があったことを考えると、「謙虚でありたい、謙虚でなければいけない」と思いつつ「なかなか難しかった」という人間の悲しい現実が見えてくるかもしれません。

とかく、競争社会で生きている現代において,他の人たちより目立って抜きん出なければいけない、謙虚であったら成功しない、綺麗事は言ってられないと思うかもしれません。

しかし、度がすぎバランスを欠くと驕り、ごう慢、優越感、過度なプライド、自己中心的、野心、などが自分を支配するようになり兼ねません。

そうした精神は人の心に根づきやすく,いったん根づくと除きにくくなります。

 

 

 

 

謙虚な人にできて高慢な人にできないもの

謙虚な人にできて高慢な人にできないもの

 

謙虚な人は与えられたものに満足することができます。

高慢な人は満足することができません

すでに十分持っていても「もっと、もっと」とより多くのものを絶えず欲しがります。

 

謙虚な人は自分の間違いを認め誠実に謝ることができます。

高慢な人は謝ることに抵抗を感じます

プライドが高いため自分に非があってもなかなか認めることができないのです。

 

謙虚な人は言われたことを感謝し、きちんと受け止めることができ、さらに成長していきます。

高慢な人は他の人のアドバイスを受け入れにくく感じます。

正当なアドバイスに対しても異議を述べたくなってしまうのです。

 

謙虚な人は他の人の良い点を認め褒めることができます。

高慢な人は他の人を褒める事に抵抗を感じます。

なぜなら、自分が称賛を受けることを望むからです。

 

謙虚な人は自分も失敗することがあることを認めているため、他の人にも快く許すことができます。

高慢な人はなかなか人を許すことができません

プライドが高いため自分が気が済むまで相手を恨み続けます。

 

謙虚な人は辛抱や我慢をすることができます。

高慢な人はプライドが傷つけられるとすぐ怒りをあらわにします。

 

謙虚な人は他の人に譲ることができます

高慢な人は自分が一番適任だと考えるため、それが奪われた時他の人に嫉妬心を抱きます。

 

 



謙虚さは弱さではない

以上のことを考えると謙虚さは決して弱いものではないことがわかるのではないでしょうか。

謙虚さは自信のなさや弱いイメージがあるかもしれませんが、むしろその逆です。

実際,高慢であるがゆえにできないことの方が多いのではないでしょうか?

謙虚さを表わすには勇気と強さが必要です。

人格的な強さと謙虚さは両立するのです。

 

 

 

 

謙虚さは心から

謙虚さは、謙虚らしく振る舞うことだとか、自分に対する周囲の印象をよくするため、といった上辺だけのものではありません。

心の本質、内面的なものなのです。

ですから大人しく見えるからと言ってその人が必ずしも謙虚だとは限りませんし、堂々としているように見える人や率直に話す人が謙虚ではないとは限らないのです。

 

 



謙虚な人になるには

謙虚な人になるには

他の人を敬う

謙虚な人は他の人に敬意を払います。

なんでも自分が一番でないと気が済まないという態度や、偉そうに振る舞うのではなく、他の人を立て敬意を払うように努力しましょう。

 



他の人の良い所を褒める

他の人の良い所に気付き認めるには謙虚でなければなりません。

そうすることにより良好な人間関係が生まれ友情を築きやすくなります。

 



自慢話をしない

あなたは人の自慢話を聞くのは好きですか?

話している本人は自覚がないかもしれませんが、自慢話は聞いている方にとっては不快なものです。

謙虚であれば、自分の優秀さをひけらかすことはしません。

「能ある鷹は爪を隠す。」ですね。

 

 



正当に扱われないとしても穏やかさを保つ

生活する中で,正しくない,公平ではない,と思える事柄は頻繁に起きます。

世の中は不思議なもので、優秀だからといって必ずしもその人が認められるとは限りません。

また、特別優れているわけではなくても称賛を受ける人がいます。

納得できない事柄ってありますよね。

でもそうした受け入れにくい事柄が起きても,謙虚であれば気持ちをかき乱されないで済みます。

 

 



自分の失敗を認める

謙虚な人は自分が失敗した時それを認めて許しを求めます。

また,他の人の失敗も許すことができます。

高慢さは人間関係に亀裂や争いを生じさせますが,謙虚さは平和な状況を生み出します。

 

 




 

高慢な考えが自分に根付かないようにする

人は誰でも時として高慢な考えを抱いてしまうことがあります。

でもその事に気づいたなら素早く考えを切り替えましょう。

一度根付いてしまったらなかなかそれを除くのは難しくなるからです。

 

 

 

 

謙虚さの副産物として

謙虚さの副産物として

あなたは友達を選ぶとしたら高慢な人と謙虚な人どちらの人に魅力を感じますか?

人は謙虚な人に好感を持ちます。

なぜそうなるかは,相手の立場に立って考えると分かります。

いつも自分の主張を通そうとする人や,アドバイスを受け入れない人と一緒にいたいとは思いませんよね。

自分がそのような人に惹かれるのであれば、相手も謙虚な人に惹かれるのではないでしょうか。

副産物として、謙虚であることにより人から接しやすい人、愛される人となることができます。

また、謙虚になるよう努力することにより人格が磨かれ、感謝や満足する事を学び、幸福感を感じることができるようになります。

 

 

 

謙虚さ まとめ

いかがでしたか?

謙虚さ、奥が深いですね。

謙虚さは心の美しい特質です。

簡単に身につけられる人格ではないかもしれませんが、そうなろうと努力することは大切ですね。

謙虚であるよう努めることは,自分のためになり,ほかの人のためにもなります。

諦めないで努力し続けたいものですね。

 

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