「ステマ」という言葉聞いたことありますか?
たびたびテレビやネットでも耳にする「ステマ」という言葉。
実際どういう意味かわかりますか?
この記事では、ステマの意味について簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
ステマとは?

ステマとは「ステルスマーケティング」の略のことです。
意味は「ユーザーに広告だと気づかれないように宣伝を行う手法」のことを言います。
英語では、Stealth marketing と表記します。
この「Stealth」には「こっそり、ひそかな」という意味があります。
つまり「Stealth marketing」とは
「消費者に広告と明記せず隠して、ひそかに、こっそり好評価の口コミをする」ということです。
いわば消費者を欺く宣伝手法です。
ステマはどのように使われるか

あなたは何かインターネットで買い物をする時、どんな事を参考にして買うか買わないか決断していますか?
一つとして口コミを参考にすることも多いと思います。
その商品がどういう評価を得ているのかを見て
「こんなに良いレビューがたくさんあるなら大丈夫だろう」。
と思って買おうと決断するってことありますよね。
ステマはその口コミを利用します。
実際にはそれほど評価されていないお店であっても、そのお店のイメージアップのために、金銭や有名人といった影響力のある物や人を用いて、作為的に評価や人気を得ているように消費者に思わせるわけです。
Youtuberやブロガー、インフルエンサーなど、企業から報酬を受け内部で画策しながら、表面では一消費者として、いかにも「自分のお気に入りの商品」ということをアピールし、紹介するといった方法もとられています。
ステマと似たような言葉
Under cover marketing (覆面マーケティング)
業者が一ファンや利用ユーザーと装い、商品などに意図的に好評価をつけることをいいます。
ステマは許されているのか?

それは合法的なのか?ということですが、日本ではグレーゾーンのようです。
しかし、消費者やユーザーに「悟られないように」しているということは一種の欺きとも言えますから、発覚した時の炎上は免れないかもしれません。
そして、炎上だけにとどまらず、ステマをした企業の信頼も一気に地に落ちることになります。
ネットの口コミなど、大きな拡散力を利用して多大の利益を得ようとするかもしれませんが、その逆もしかりです。
それが発覚し炎上したときの破壊力も凄まじい物です。
こうしたことを理解していないと、知らずして自分が利用されてしまったり、気付かぬまま加担してしまうということもありえます。
正しい知識のもと、危険を察知できるリテラシーを持っていきたいですね。
ステマ まとめ

ステマとはどういう意味か理解できましたか?
ネットは便利で、今の時代ではなくてはならないものとなりました。
健全に用いればビジネス、生活など多方面において大きな可能性を秘めた便利で有用なツールです。
ネットで成し遂げることができる潜在能力は莫大に大きいと言えます。
しかし、その反面、その力を悪用するという方に転じてしまうことも、残念ながらできてしまうツールなのです。
悪用された時にもたらされる害も莫大なものとなります。
フェイクが平気で飛び交う情報社会において、騙さない、騙されないといった信頼が群を抜いて、結果的に高い評価を得るのではないでしょうか。
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