「ADHD(Attention-Deficit Hyperactivity Disorder 注意欠如・多動性障害)の方が向いている職種とはどんなものがあるだろう」。
個性を強みに変える職業とは?
また、逆に向いてない仕事とは?
この記事では、その点について書いていきます。
目次
ADHDの特性
適職を探す上で重要なのは、ADHDの特性はどんなものか、強み、弱みは何か知っておくことが大切です。
ではまず、ADHDの方が示す特性、強みと弱みとはどんなことがあるでしょうか?
ADHDの方の強み
- 興味があることには集中力があり、時間を忘れて没頭することができる
- 思いついたことはすぐ行動に移せる行動力がある
- 決断力があるので判断のスピードが速い
- 発想力に富んでいてアイディアが豊富
- 好奇心旺盛で新しいことにチャレンジできる
- 感覚に優れていて周囲の環境に敏感
ADHDの方の弱み
- 書類の記入漏れなどのミスをしやすい(ケアレスミス)
- 仕事の優先順位をつけるのが苦手でなかなか手をつけられず先延ばししやすい
- 複数案件を処理するのが苦手で業務スピードが落ちる
- 整理整頓が苦手で書類や物をなくすことが多い
- 他人の意見に耳を傾ける前に発言したり行動する
- 人の話がうまく聞けず、指示の聞き逃しが多い
- 忘れやすく書類の提出期限を度々忘れる
- 誤字脱字や記入ミスが多い
- 遅刻が多い
- 手足を常にもぞもぞと動かすなどじっとしていられず、集中できない
- 計画を立てたり、計画的に進めることが苦手
- 飽きっぽくて続かない
- 感情や欲求のコントロールが難しい
- 怪我や事故にあうことが多い
ADHDの方に向いている職業

ADHDの弱みを知り、弱みを補いつつ、強みを生かせる職業に就くことにより、活躍できる職業を探すことができます。
ADHDの方は「興味があることには集中力があり、時間を忘れて没頭することができる」という強みを持っています。
そのため、自分のペースで進めることができ、得意なことに没頭できる専門職が向いていると言えます。
また、「思いついたことはすぐ行動に移せる行動力」という強みがあります。
行動力が求められる営業などは有利に働くきます。
自分の関心分野と職種の専門性が合致したときに、大きな成果を発揮できる可能性を秘めています。
しかし、興味が持てる分野は人によって異なりますので、ADHDの特性の中でも、自分を知り、どの特性が強いかを見極めることが適職を探す上で重要なことと言えます。
加えて、自分が何に関心を持っているか自己吟味しておくことも大切です。
[専門分野に特化した仕事]
- 旅行ジャーナリスト
- 医師
- 看護師
- 消防士
- 警察官
- 研究者
- 学者
- 塾講師
- 教員
- エンジニア
- 自動車整備士
- 建築家
- IT部門
- システム開発
- 翻訳など
[もの作りに関わる仕事]
- 料理人
- 整備工など
[自分の興味を発信できる仕事]
- 記者
- ディレクター
- カメラマンなど
[行動力が求められる仕事]
- 販売職
- 営業
[独特の感性を発揮できる仕事]
- コンピュータープログラマー
- デザイナー
- 作家
- アーティスト
- エンターテイナー
- スタイリスト
- イラストレーター
- 作曲家
- 音楽家
- 画家
- WEBデザインなど
ADHD不注意優勢型に向いている職業とは

不注意優勢型ADHDの方は、豊かな発想力や独創性を強みに持っています。
ですから、クリエイティブな仕事や発案と実行、企画力が求められる仕事を検討することができます。
- デザイナー
- イラストレーター
- グラフィックデザイナー
- WEBデザイナーなど
ADHD多動・衝動優勢型に向いている職業とは

多動・衝動優勢型ADHDの方は、「思いついたことはすぐ行動に移せる行動力がある」「決断力があるので判断のスピードが速い」という強みがあります。
内勤よりも外勤が基本になる職業や、出張が多い業種など、行動力を活かすことのできる、自由度の高い職業を検討してみることができます。
- 営業職
- ジャーナリスト
- カメラマン
- 起業家
ADHDの方が苦手とする職業

ADHDは「書類の記入漏れなどのミスをしやすい(ケアレスミス)」という特性があります。
加えて、「複数案件を処理するのが苦手で業務スピードが落ちる」という点もあります。
そのため、一般論ですが、正確さや、マルチタスクが要求される事務職は難しさを感じるかもしれません。
自分の特性を理解して、苦手なことを避け、強みを生かせるような職業を選ぶことにより、ストレスを軽減できたり、長く勤めることができるかもしれません。
また、ADHDの方は、「遅刻が多」かったり、「計画を立てたり、計画的に進めることが苦手」といった特性があります。
そのため、比較的自由度の高い、裁量労働制、フレックス制、フリーランスといった就労形態を選ぶことも助けになります。
ADHD向き、不向きの職業とは まとめ
ADHDの共通した特性はあるものの、一人一人特性が異なります。
そのため、あくまでも目安であると考えていただき、ご自身にあった適職を選んでいただけたらと思います。
自分の強みや弱みが今ひとつよくわからない場合は、客観的に判断してくれる人や専門機関へ相談する事をお勧めします。
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