「サステナブル」
最近,テレビやニュースなどでよく聞く言葉ですね。
でも実際、「サステナブルってなんのことだろう?」って思われえたことはありませんか?
今回はサステナブルとは何のことか、言葉の意味や背景、また取り組みなどについて解説していきます。
目次
サステナブルとは?
サステナブルとは、「持続可能な」「維持できる」という意味です。
英語では sustainable と表記します。
sustain(継続する)+able(~できる)からなる形容詞で、「継続可能な」「持続できる」という意味があります。
サステナブルな社会とは?
「サステナブルな社会」とは、「持続可能な社会」ということです。
つまりそれは、未来の地球を考慮し、持続可能にするために環境に配慮を払い、限りある資源を大切にしつつ継続、発展をしていこうとする社会のことです。
また、地球環境だけでなく、文明や経済においても持続可能とすべく、「サステナブル」という言葉が使われています。
サステナブルという言葉の背景は?
2015年国連サミットにおいて「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
地球資源の枯渇や環境問題への危機意識から2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)SDGsが掲げられました。
1970年代 地球資源の枯渇や環境問題への危機意識
1980年代 「持続可能性」の概念が登場
1992年 「地球サミット(リオサミット)」が、「持続可能性」の概念を世界的に普及するきっかけとなる。
2000年以降、「持続可能性」への危機感はさらに高まる。
2015年 国連サミットにおいて「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals) が国際目標として掲げられる。
こうした背景のもとサステナブルという言葉が世に普及することになったのです。
サステナブルな社会を目指す活動は世界中で広がっており、さまざまな取り組みが行われています。
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サステナブルな取り組み
サスティナブルファイナンス
持続可能な企業や事業に投資をすること。
サステナブルデザイン
建築、モノづくりなどデザイン全領域において、未来の地球環境を持続可能とするために配慮された、設計、構造のこと。
サステイナブルライフ
自然環境に配慮した暮らし方のこと。
健康と持続可能性を考えた生活スタイルを指すLOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability)や、
廃棄物の発生抑制 、再使用、再資源化を表す3R(Reduce、Reuse、Recycle)の考え方も普及しています。
サステナブルファッション
環境に配慮した製品をつくり、動物由来の素材を避けオーガニックコットンを使用して商品化するなどの取り組みのこと。
サステナブルフード
地球環境を持続させる観点から食糧資源やフードロス(本来食べられるのに捨てられてしまう食品)など本来の食品のあり方を見直した取り組みのこと。
こちらのペッパーはサステナブルなフェアトレードされた商品です。
サステナブルシーフード
ASCマーク(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)
環境に大きな負担をかけない養殖業を認証し、エコラベルを貼付しています。
MSC認証マーク(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)
水産資源や海洋環境に配慮した水産物に与えられるエコラベルです。
 こうしたサステナブルの様々な活動は「sustain」(持続する)と「ability」(能力)を組み合わせ「sustainability 」サスティナビリティ(持続可能性)と呼ばれています。
また、サステナブルの取り組みには「開発(Development)」の意味も含まれています。
サステナブル 私たちにできること
レジ袋有料化が始まりエコバックを持参することが多くなりました。
こうしたこともサステナブルな社会の取り組みですね。
節約、エコ、リサイクル、私たちの周囲で当たり前のように毎日接している言葉です。
でも実際、それを実行できているでしょうか?
サステナブルは一人一人の意識によって随分と変わってきます。
今一度自分の行動などを確認していきたいものですね。
サステナブルな商品とは?
こちらの商品は使用したペットボトルから生地が作られています。
廃棄されるホタテ貝殻(北海道産)を再利用した環境に優しいサステナブルな商品
こちらは植物由来のキャンドル
色鉛筆の六角軸と芯はリサイクルポリスチレンを主原料として、木材、ペンキを使用せず、エコ素材で作られ、無毒、無酸、環境にも身体にも優しい色鉛筆です。リサイクル率50%です。
サステナブル まとめ
そもそもなぜ、こんなに地球資源の枯渇、環境問題の危機感を感じなければならなかったのでしょうか?
人は地球の管理を上手に行なっているでしょうか?
あるいはそうしてきたでしょうか?
残念なことに,地球資源を保護するよりも経済成長や国の利益を優先してきたように思えます。
地球の資源が危ぶまれてきてからもう半世紀ほど経過しているのに、良くなるどころか悪化しています。
地球の資源が自然に補充される前に消費の速度が早くなり生態系のバランスが崩れているのです。
モハンダス・ガンジーは,「地球は,すべての人の必要を満たすだけのものは産出するが,すべての人の貪欲を満たすほどには産出しない」と述べました。
まさに的確な表現ではないでしょうか?
「青と白のきらめく宝石」かつて宇宙飛行士によってそう表現された美しい地球、今、人間の手により痛めつけられて悲鳴をあげています。
温暖化も進み気候も狂っています。
子供も熱を出せば薬を飲み治療するのではないでしょうか?
地球もいわば高熱を出し苦しく唸っているのです。
治療法はあるのでしょうか?
「サステナブル」この言葉の意味を知ると同時に今一度現状に向き合うことも重要なことと言えます。
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