「緑茶は体に良いらしい」
そういう話を聞いたことがありますか?
では実際にどのようにカラダに良いのでしょうか?
どんな効能がありますか?
今回はこの点を取り上げます。
目次
緑茶の種類は?
まず、緑茶の種類について説明していきます。
煎茶
煎茶は、一般的によく飲まれている代表的なお茶です。
お茶の生葉を蒸して揉んで荒茶とするもっとも一般的な製法でつくられたお茶を「煎茶」と呼びます。
玉露
新芽が2~3枚開き始めたころ、日光をさえぎって育てたお茶が「玉露」です。
光を制限して新芽を育てることにより、アミノ酸(テアニン)からカテキンへの生成が抑えられ、渋みが少なく、旨みが豊富な味になります。
抹茶
てん茶(揉まずに乾燥させたお茶)を石臼あるいは微粉砕機で挽いたものをいいます。
茶道のお点前のほか飲料、お菓子、アイスクリームの原料として幅広く活用されています。
玄米茶
蒸した米を炒ったものに番茶や煎茶などをほぼ同量の割合で加えたお茶が「玄米茶」です。
炒り米の香ばしさと、番茶や煎茶のさっぱりとした味わいで多くの人に愛されています。
米が混ざっていることから、煎茶や番茶の使用量が少なくなりカフェインも少なくなる事も特徴です。
緑茶と煎茶の違いは
緑茶は、茶葉を発酵させずにつくった茶葉のことで、お茶をまとめた呼び名総称を指します。
煎茶は、緑茶の一種です。
日本人が日常に飲んでいる緑茶のほとんどが煎茶です。
それで近年では、緑茶と煎茶が同じものとして認識されることが多くなっています。
緑茶の成分と健康に効く効能
カテキン(お茶の渋味成分)
- 血中コレステロールの低下
- 体脂肪低下作用
- がん予防
- 抗酸化作用
- 虫歯予防、抗菌作用
- 抗インフルエンザ作用
- 血圧上昇抑制作用
- 血糖上昇抑制作用
- 口臭予防(脱臭作用)
カフェイン(お茶の苦味成分)
- 覚醒作用(疲労感や眠気の除去)
- 持久力増加
- 二日酔い防止
- 利尿作用
テアニン(お茶のうまみ成分)
- 神経細胞保護作用
- リラックス作用(α波出現)
ビタミン類
ビタミンC
- 皮膚や粘膜の健康維持(コラーゲン形成)
- 抗酸化作用
ビタミンB
皮膚や粘膜の健康維持
葉酸
- 神経管閉鎖障害の発症予防
- 動脈硬化予防
β-カロテン
夜間の視力維持
ビタミンE
抗酸化作用
サポニン
- 血圧低下作用
- 抗インフルエンザ作用
虫歯予防
フッ素
γ-アミノ酪酸(通称:GABA)
血圧低下作用
ミネラル
(カリウム、カルシウム、リン、マンガンなど)
生体調節作用
クロロフィル
消臭作用
緑茶のおいしい入れ方
1、お湯を70〜80度に冷まし湯のみを温めるため、まず人数分の湯のみお湯をにつぎます。
2、急須に茶葉(茶葉の量は1人当り60ccで約2gほど)を入れます。
3、あらかじめついでおいた湯のみのお湯をゆっくり急須に注ぎ、その後約1分ほど、浸出させます。
4、お茶の葉が開いてきたら、急須を3~5回廻して 湯のみに均等につぎ分けます。
5、つぎ始めは薄く、後になるほど濃くなるので、お茶の濃さが平均するように注ぎまわします。
6、注ぐときには急須に残らないように、必ず最後の一滴までしぼるように注ぎきります。
緑茶 まとめ
いかがでしたか?
日本古来から愛されてきた緑茶
あまりにも一般的すぎて注目することがなかったかもしれませんが、改めて分析してみると、本当に魅力的な効能がたくさんあることが分かりますね。
1日一杯は緑茶を。
是非生活に取り入れて見るのはいかがですか?
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