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ADHD  めんどくさがりに見える本当の理由とは?

2020-12-18

「やらなければならないことだ、ということは分かっている。でも、めんどくさい。後回し」。

こんな傾向はありませんか?

ADHD(Attention-Deficit Hyperactivity Disorder 注意欠如・多動症)を抱える方にとってこうした状況が通常だ、という方が大勢います。

では、どうしてめんどくさいと思ってしまうのでしょうか?

その原因とは?

対処法はあるのでしょうか?

この記事では、その点について書いていきます。

 

目次

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ADHD めんどくさがりの原因

ADHD めんどくさがりの原因

脳のアンバランスからくる混乱

そもそも、ADHDの原因は脳のアンバランスから生じるものです。

ですから、その人の性格から生じるものではなく、脳機能の障害からくる混乱によるものと言えます。

そのため、やらなければならないとは重々分かっていても、本人の意識や努力次第でなんとかなるというものではないのです。

しかし、周囲からは「やる気がない」「努力不足」などと評価されてしまい、本人も苦しんでいるのにさらに追い討ちをかけられるといった状況になります。

 

 

優先順位が決められない

ADHDの特性として、ワーキングメモリ(情報処理能力)が小さいため「優先順位を決めることが難しい」という点があります。

どれから取りかかればいいのかわからず、タスク管理が曖昧になり、めんどくさくなり、結果、先延ばし・・・という事になります。

 

 

怒られるのではないかという不安

ADHDは不注意や衝動性、多動性といった特性からケアレスミスが多く、周囲から注意されたり、叱責されたりする頻度が高くなります。

そのため、「また怒られるのではないか」という恐怖や不安から、やる気が失せ、先延ばしにしてしまうようになるのです。

 

 

興味関心の無いことには集中できない

ADHDは、自分の好きなことや関心のあることには没頭し集中する(過集中)という特性があります。

しかし、興味や関心ない事にはなかなか取り組めません。

たとえ取り組んだとしても「集中力が続かず、課題などを途中でやめてしまう」「注意を持続することが難しいため、物事をやり遂げることができない」といった状況になってしまうのです。

こうした特性から、「飽き性」とか「めんどくさがり」と言われてしまうことがあります。

 

ADHD めんどくさく感じた時の対処法

ADHD めんどくさく感じた時の対処法

 

タスクを可視化する

先述したように、ADHDは優先順位を決めることが難しいため、複数のタスクがあるとどこから手をつけたら良いかわからなくなります。

ですから、まず、タスクを全て紙などに書き出してみましょう。

そのように、可視化する事で、頭で考えるよりタスクがはっきりと明確になってきます。

頭だけで考えていた時は、タスクが膨大のように感じ、手をつけたくなくなり、先延ばししたくなってしまうかもしれません。

しかし、タスクを紙に書き出すなど可視化する事により、意外に作業がシンプルである事に気付き、作業に対する見方も変わって来るかもしれません。

 

シングルタスクで考える

ADHDは一度に複数のことを処理するのが難しい傾向があります。

やらなければならないことがたまり、あれもこれもと思うと全てできなく感じ、結局全部先延ばし、といった事になりかねません。

ですから、まず一つ終わらせる事を意識しましょう。

一つ終わったら次を考えるというようにシングルタスクを繰り返す事により、意識の中でパニックになるのを抑えることができます。

 

アラームを使う

ADHDはやらなければならないということは分かっています。

しかし、行動できず、ずるずると時間だけが経過していきます。

ですから、アクションを促すアラーム機能を使う事により、対処できるかもしれません。

やる気はいくら待っていても訪れないかもしれません。

ですから、「アラームが鳴ったら何も考えず、一つだけタスクに手を付ける」というルールをあらかじめ作っておく事もできるかもしれません。

ADHD めんどくさがり まとめ

ADHDの先延ばし、いわば「めんどくさがり」は特性であって性格ではありません。

ですが、周囲からは「やる気がないだけ」「めんどくさがり」と誤解されてしまうのです。

周りの評価も下がると、自己肯定感も低くなってしまいがちです。

しかし、周りがどう見ようと、本当の自分は、そうした状況の中でも努力し頑張っているんだ、ということを自分で認めてあげましょう。

そして、独特の特性を抱えながらも工夫し、対処できる道を模索できるといいですね。

 



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