「あなたのストレス解消法はなんですか?」
そう聞かれてすぐに答えることができる人は、上手にストレスに対処できているかもしれません。
しかし、なかなか自分のストレス解消法を見つけられず悩んでおられる方も多いことと思います。
この記事では11のストレス解消法と家でできるストレス解消法について解説していきます。
目次
ストレス解消 11の方法
1、ストレスの原因を知る
まず、ストレス解消の一歩として自分のストレスの原因を知ることです。
何が自分のストレスの源となっているのか分析してみることは大切です。
なぜなら、それがわからなくモヤモヤしている場合、解決策も見えてこないからです。
頭の中ではっきり自分のストレスの問題を識別することができていれば、その原因を取り除くことができなくても、ストレスに対する反応を弱めることができます。
2、予定を詰め込みすぎない
どんなに大きなトラックでも最大積載量というものがあります。
人間も同じです。
自分の限界以上に仕事や、やるべきことを詰め込みすぎると、積荷が重すぎてバランスを崩してしまいます。
できないことは「No」と言える勇気を持ちましょう。
「仕事の成果によって自分の価値を見出せるのではないか」と思うかもしれませんが、がむしゃらに働くのではなく、良い仕事をするためにも、自分の限界とバランスを取ることにより、より良いものを生み出せるのではないでしょうか?
3、先延ばしにしない
やらなければならない事がわかっていても、ついつい先延ばしにしてしまうことってありませんか?
「難しそうだ」と思うと,やる気が起きず、ついつい先延ばしにしてしまいます。
しかしずっと気になってしまうため結局ストレスはたまります。
To Doリストを作る、またタイマーをセットするなど工夫して早めに片付けストレスを減らしていきましょう。
4、考え方を変える

ストレスに対処する上で最も大切な事柄は,ストレスをどう見るかということです。
ストレス研究の権威であるハンス・セリエ博士によると、
「薬剤やその他の療法に頼るよりも,ストレスを処理する別のもっと良い方法があると思う。それは生活上の様々な出来事に対して異なった見方を持つことである」。と述べています。
ストレスは、自分の思い通りにならなかったり、不満や不安、怒りなどが日々蓄積されることによって発生します。
また、ストレスや緊張を生み出す状況は予期せずに起こる場合があります。
そのような時、道理にかなった範囲でストレスに順応することを学ぶことは大切です。
予期できるストレスに関しては、メンタルトレーニングをしてあらかじめ心の準備をしておくことができます。
そうすることにより、過度の緊張感を感じることを避けることができるのです。
今の時代、ストレスから全く解放された生活を送れる人は、誰もいない事も覚えておくことは重要です。
ある場合は、考え方を根本から変える必要があるかもしれません。
そう簡単に変えることは難しいかもしれませんが、少しずつ心がけで変化していくかもしれません。
一度に1日のことだけを考えるようにします。
過去のこと、先のことをクヨクヨと考えすぎないようにしましょう。
「過去の失敗から学び将来に活かす」という建設的な方法は望ましいかもしれませんが、変えることのできない過去の失敗について思い悩み消耗してしまうならストレスがたまります。

5、ユーモアのセンスを磨く

緊張をほぐす良い方法は,ユーモアのセンスを培うことです。
最近の研究では、よく笑うことがストレスホルモンを下げたり、免疫力を上げることが報告されています。
声を出して笑うと自然と腹式呼吸になり、リラクゼーション効果が得られやすくなります。
無理に笑う必要はありませんが、普段から笑う機会を増やすことでストレス解消につながります。
 
6、相談できる人を持つ
心配事やストレスを自分の内に秘めるのではなく、胸の中にあるものを話すならずっと楽になります。
親身になってくれる友人,自分が尊敬し,助けや助言を与えてくれるような人に話しましょう。
同じストレッサーが加わっても、相談相手のある人とない人では、受けるストレスの程度が違ってきます。
家族の団らん、zoomでの友人との食事、お茶会など、活用できるかもしれません。
そうすることにより感情面で安心感を得られるだけではなく,自分の問題について新たな見方ができるようになるというメリットにもつながります。
7、リラックスする時間を取る

休むことを忘れるほど仕事に没頭するならばストレスは蓄積されていきます。
ストレスには十分な休息が必要です。
くつろぐための時間を意識的に取りましょう。
体あっての仕事ですから、体を酷使し健康を崩してしまうなら何にもなりません。
まず、しっかり休息をとりリラックスさせ心身の健康を回復させることが優先です。
休養は、自分自身のエネルギー補給の時間です。
いつも自分を費やし消耗してしまうなら、体は遅かれ早かれ悲鳴をあげてしまいます。
また休息を取った後の方が、働き詰めの時より仕事の能率が上がります。
仕事のオンとオフを切り替えましょう。
レクリエーションを取り入れたり、趣味を持つことにより一時的でもストレスを忘れることができます。
散歩や自然の中でくつろぐなどできるかもしれません。
読書などの視覚、おいしいものを食べるなどの味覚、アロマテラピーなどの臭覚、好きな音楽を聴くなどの聴覚、温泉などの触覚といった五感に働きかけるのも効果的です。
8、運動をする

適度な運動はストレス解消に役立ち、健康のバランスを取り戻し、気分を爽快にします。
また快眠にもつながります。
水泳やハイキング、テニスなど、なるべく全身運動で、軽く汗をかく程度の有酸素運動がすすめられます。
運動を長続きさせるためには、手軽に行えるもので自分が好きな運動をすること、仲間と一緒に声をかけ合いながら楽しく行うなどの工夫が大切です。
9、十分の睡眠を取る。

睡眠が不足すると,疲れがたまり,ストレスに対する抵抗力は弱まります。
また、イライラや集中力の低下、ケアレスミスなどにつながります。
不眠で困っている場合,いつも決まった時間に就寝し,決まった時間に起床することが勧められています。
眠ろうとすればするほど緊張して目が冴えてきてしまいますので、心のゆとりを持ちリラックスします。
温度に気を配るなど、快適な寝室環境を整え、自分にあった寝具を選ぶなど工夫をすることができます。
就寝前は、刺激物であるカフェインの摂取をさけ、ぬるめのお風呂につかり、アロマテラピーをするなどリラックスしゆっくり過ごします。
10、朝日を浴びる

太陽の光は、1日の体内リズムを整える役目があるといわれています。
体内には「体内時計」があり、自律神経などの機能を調整しています。
毎朝、朝日を浴びることで脳を覚醒させ、昼間、特に午前中に日光をあびて、夜昼のめりはりをつけることで、心と体の1日のリズムを整えましょう。
11、深呼吸をする

深呼吸は自律神経に働きかけ心身をリラックスさせます。
イライラ、緊張、落ち着かない、不安、ストレス、そうした状況の時、呼吸法は非常に即効性のある有効な方法です。
口をすぼめるように息を長く吐き、その後お腹を膨らませるように鼻から一気に息を吸います。
何回か繰り返しましょう。
深くゆったりと腹式呼吸をすることにより、気分も落ち着いてきます。
家でできるストレス解消法

コロナ禍にある今、家にいる時間が多くなり、なかなか清々と外でストレス発散するのが難しい状況ですね。
何かとストレスがたまりやすい状況において、家でストレス発散できたらいいですね。
おいしいものを食べる、飲む、料理をする
アロマテラピー
好きな音楽を聴く、演奏する、zoomや電話でおしゃべりをする
ゆっくりお風呂に入る
絵を画く
ガーデニングをする
日曜大工をする
部屋の模様変えをする
読書
ペットと遊ぶ
ストレッチをする
良くないストレス解消法
アルコールで孤独感を紛らわそうとしたり,あるいは暴飲暴食をしてストレス解消するなら余計にストレスがたまります。
また、コーヒーなどのカフェインの摂り過ぎも、ストレスホルモンの分泌を増加させるため要注意です。
ストレス解消法 まとめ
今の時代ストレスを完全に避けることは不可能です。
ストレスは生きていく上で付き物です。
大切なのはストレスが生じたときに上手に対処していく事です。
健全な方法で気分転換、ストレス発散、ストレス解消して日々上手に生活していきたいものですね。
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