「なんか最近ストレスが続いて痩せてきた」。
そう思うことがありますか?
あるいは、身近の人で痩せてきたように思える人がいますか?
この記事では、ストレスによって痩せてしまう原因と対処法について解説していきます。
目次
ストレスによって痩せる原因

食欲の減退
ストレスによって食欲は変化します。
ストレスによって食欲が増す事もありますが、逆に減退し食べれなくなってしまう事もあります。
また、ストレスが原因で胃痛や腹痛を患い食欲がなくなる事もあります。
食欲が一向に回復しない状況が続く場合は病院を受診しましょう。
自律神経の乱れ
精神的なストレスが続くと、自律神経の働きをする交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすくなります。
緊張や不安などで交感神経が興奮状態になり、副交感神経の働きが抑えられます。
副交感神経が優位になると、胃腸の働きが活発になり、消化吸収を促進します。
しかし交感神経が優位になると、胃腸の働きは抑制され、消化液の分泌も抑えられてしまうため、食欲を感じなくなってしまうのです。
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ストレスの中、食欲があっても痩せる場合

スポーツ量の増加
ストレス発散のためにスポーツを取り入れる事もありますね。
運動量が、自分の摂取カロリーを上回る消費カロリーとなる場合、食欲があったとしても実質痩せていきます。
ストレスの中、食事量が増加しているのに痩せる場合

内服している薬の副作用で痩せる場合もあります。
主治医や薬剤師に尋ねてみる事もできます。
また、たくさん食べているのにやせる場合は、何らかの疾患も考えられます。
糖尿病や甲状腺機能亢進症といった病気も関係してくる場合があるからです。
不安になった場合などは病院で受診することをお勧めします。
ストレスで痩せてきたときの対処法
体を休める
ストレスに対して体が反応し、いわばSOSを出している状態と言えます。
まずは、リラックスして心身を休めてあげること。
それが健全な体に戻るために大切なことです。
ストレス源から離れる
物理的にストレス源となるものから離れることが可能な場合、そこから自分の身を離すことで自分を解放してあげましょう。
ストレスで痩せてしまうほど苦しい目に合っているということですから、無理せず、離れることで心身を保護してあげる事も重要です。
消化の良いものを摂取する
ストレスで食欲がなくなっている時、食べても太れなくなってしまっている時、自律神経が乱れ、消化器官の働きが低下している状態になっていルことが考えられます。
そういう時は、消化しやすく体に優しいもの、心がホッと温まるスープなどを摂取するのも良いかもしれません。
病院を受診する
深刻な疾患が隠れている場合もあります。
痩せた以外に何か気になる症状はありませんか?
うつ病や摂食障害といった場合や、胃、十二指腸潰瘍などの疾患の可能性もあるため、病院で受診し早めにケアする事は重要な事です。
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ストレス 痩せる まとめ

「ストレスで痩せられるなら」
と安易に考えるのは禁物です。
ストレスによる体重の増減は、体が発する異常なサインです。
ダイエットは健全な方法でするようにしましょう。
また、周囲で最近痩せたと感じる方がいるならば、優しく声をかけ相談に乗るなど気を配る事も大切です。
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