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ストレス 無自覚な人とその危険性

2020-11-01

「ストレスなんかない」

そんな強がりを聞いたことがありますか?

この記事では無自覚のストレスが存在すること、またその危険性について解説していきます。

 

目次

なぜストレスに対して無自覚になるか

ストレスに気づかない理由、つまりストレスに対する自覚がなくなるのは、「ストレスに慣れてしまっている」ということが挙げられます。

つまりストレスに気づかない人は、ストレスが日常的になってしまい、ある意味慣れてしまっています。

そのため、自分がストレスを受けていることに「気づけていないだけ」という可能性があります。

つまり、避けられないストレスと認識すると無力感を感じ、体が学習してしまい慣れてあきらめてしまうのです。

 

無自覚のストレスの危険性

ストレスに対して無自覚だと、日常のストレスを見逃してしまい、心がなぜか不安定だけど原因がわからないという事も生じます。

また、実際は自分が自覚している以上にストレスを受けている事もあります。

ストレスに慣れ過ぎてしまうと、体の発する異常に気付けなくなります。

自覚のないストレスであっても自覚しているストレスと同じように体に負担がかかってきます。

それが仕事のストレスなのか、日常の小さなストレスが積み重なっているのかなど、識別できなくなります。

ですから、無自覚であるがゆえにストレスの原因がわからず、対処法も見つけにくくなってしまうのです。

体の不調がストレスからくるものだとわからないなら、胃が痛み胃腸科へ、耳鳴りがする耳鼻科へと転々としてしまうものの、根本の原因が理解し解決されていなければ、再発を繰り返してしまうかもしれません。

ですから、自分のストレスを自覚するということはとても大切なことなのです。

 

無自覚な人がストレスに気付くには?

自覚がなくてもストレスを受け続けていれば体は反応します。

前兆ともいえるストレスサインを読み取りましょう。

 

食欲の増減

体と心を健康な状態であれば、適度な食事量で満足します。

しかし、通常の食事量より明らかに増減が顕著であれば、精神的、肉体的に異変が生じている場合があります。

甘いものやカフェイン、アルコール類など、刺激の強いものをたくさん欲してしまうことも前兆の一つと考えられます。

 

気持ちが晴れない

気持ちが晴れない

自分の好きな趣味などをしているのに、なぜか心が晴れないということはありませんか?

心に何か違和感を感じ、引っかかっているために、心ここにあらずという状態になり、上の空になってしまったり、ボーッとしてしまうことも考えられます。

以前より笑う回数が減ったという事も兆候として現れるかもしれません。

 

感情のコントロールが難しい

イライラしたり、感情の波をコントロールすることが難しくなります。

他の人の対しても余裕のない態度で接してしまいがちになっているなら兆候として考えられます。

 

疲れているのに眠れない

感情のコントロールが難しい

心身が不健康な場合は、神経が休まらず疲れているのになかなか寝付けないという状態になります。

人は寝ている時に頭の中にある情報やその日に溜まったストレスを整理します。

しかし睡眠不足だと、ストレスが頭の中で整理できずどんどん溜まってしまいます。

無自覚にストレスが溜まることで、何でもないことでもついイライラする傾向になりがちです。

 

「こうした兆候があれば100%ストレスだ」とは言い切れませんが、無自覚のままストレスを受けている事も十分考えられます。

異変を感じたら無視せずに、考えてみる事も大切です。

無自覚のストレスを克服する方法

紙に書く

無自覚のストレスを克服する方法

原因がわからないまま発散しようとしても、根本的な解決にはなりません。

まず、自分が何にイライラしているのか思い当たることを紙に書いてみましょう。

紙に書くことにより、自分に対して客観的になり、心のモヤモヤを可視化することによって、気づいていなかったことに対して何か発見があるかもしれません。

自分がストレスを受けていることを自覚すること、その原因を分析することが克服の第一歩と言えます。

 

ストレス 無自覚 まとめ

自分が意識しているか無自覚であろうとも知らず知らずのうちにストレスがたまっている場合があります。

ストレスの兆候やサインを無視してがんばり続けてしまうと、本格的の体を壊すことにもなりかねません。

まず、自覚すること、何に反応しているか分析し原因を突き止めること、根本がわかったところで次の一歩が見えてくることと思います。

「自分はストレスなんかないっ」

本当に、ストレスによって生活に支障がなく、健全に毎日が送れている場合は、それほど問題にはならないかもしれません。

しかし、実は、無自覚のままストレス受け続けていて、体が反応し何らかのサインを出している可能性もあること、そのような時は兆候を無視するのではなく、気づいて体を休めるなりの対策を取ることが必要です。

 

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